仮設校舎に移って:宮農からの報告

9月1日に仮設校舎で授業が再開された宮城農業高校から、学校のようすなどを伝えてくれる投稿をいただきました。

以下、文章と写真をご紹介します。(阿)

仮設校舎のようす

●仮設校舎に移って
私たちは,9月1日より宮城県農業大学校のグランドに建設されたプレハブ校舎での生活が始まりました。最初は皆,不安でいっぱいでしたが,今はお互いが支えあい,乗り越えようと前向きです。ここで一句
「亘理での 経験生かし 前進む」
3年生 食品化学科 東 佐藤

●仮設校舎に移って
三校に分かれた我々宮農は再び一つの学校に集まることができました。農業クラブでは定例会でも集まることができるようになりました。授業でも,選択科目も始まり,また充実した学校生活が送れるようになりました。

今後は,畜産部門では加美農業高校にいた牛たちも飼える見通しもつき,三校分裂でいた頃よりも土地が使えるようになりました。自分たちは大変な思いもしましたが,周りの方々や先生方,地域の方々に支えられて今も楽しく学校生活を送っているので,とても感謝しています。
2年生 農業・園芸科 櫻井 三浦 大友 武田

 

近所の神社でPR活動をする農ク役員
錆びた階段の手すりのペンキを塗る生徒
例年は販売中心だったが,今年は写真や資料展示

9月1日、宮農が仮設校舎で授業を再開

2011年夏号の特集「東日本大震災を越えて」で、寄稿をいただいた宮城県農業高校。震災の被害で柴田農林高校、亘理高校、加美農業高校の3校に分かれて授業を続けていましたが、「9月1日から,仮設校舎で全校生徒が一箇所で授業を再開できました。」とのご報告をいただきました。この号を読んだ学校から募金のお申し出もあったそうです。

10月30日には“復興祭”を開催することとなり、新生宮農は着実な歩みを始めているようです。
ただし、「まだまだ前途多難で,食品化学科は実習のために亘理高校に週1回通っていますし,他の学科も実習場所まで遠いところでは徒歩で約30分かかっている状態です。」とのこと。

「リーダーシップ」編集部では、これからも引き続き、本誌やこのブログで、東日本大震災関連の情報をお伝えしていく予定です。
みなさんの学校でも、「こんなことをがんばっています」とか、「交流が始まりました」など、紹介したい取り組みがありましたら、ぜひ編集部までお知らせください。(阿)

・宮城県農業高等学校HP
http://miyanou.myswan.ne.jp/